お金借りたいが審査通らないけれど、信用情報に問題が?
2017年06月09日 16時49分
ローンを組んだり、キャッシングをしたいと言う場合、必ず審査というものが発生します。この審査を受けるにあたり、よく耳にするのが「ブラックリスト」という言葉です。
実際にブラックリストというリストが存在するかというとそうではありません。
しかし金融業者は信用情報機関に加盟しており、あなたが過去にお金を借りた際にトラブルを起こしている(いわゆる金融事故)のであれば記録が残ります。
信用情報機関というのは大きく3つ存在しており、金融業者は自社が加盟している信用情報機関に記録されている情報しか閲覧できません。
例えばあなたが現在借入をしている金額や、それがキャッシングなのか、クレジットカードなのかなど。
審査を申し込む際に「他社からの借り入れは何件ありますか?借入残額はいくらですか?」などの質問があるのはそのためです。
では、現在あなたがA社に借り入れがあるとして新たにB社に借り入れを申し込もうとしている場合、信用情報機関が異なれば審査が通りやすくなるのではないかと考えると思います。
実際A社とB社の加盟している信用情報機関が異なり、借り入れ金額などのごまかしがうまくいけば審査通過もできるかもしれません。
しかしこれは、あなたが何の問題もなく返済をしている場合です。
例えば長期延滞をしている、自己破産しているというような金融事故を起こしていれば話は違ってきます。
あくまで3つの信用情報機関は借り入れ金額などの情報を別々に管理していますが、金融事故情報は共有されているからです。
なので現在長期延滞中だったり、債務整理をして間もないような状況であれば、信用情報機関がどこであろうと関係なくバレてしまいます。
因みにこの記録は永遠に残るわけではなく、例えば延滞であれば解消後1年もしくは5年で消えますし、債務整理も5年もしくは10年で消えます。
ですのでまずは現在延滞などがあるなら、完済すると言う事が重要になってきます。